衿芯を考える3〜長い三河芯で長襦袢の衿を抜きやすくする〜
さぁ長い三河芯(150cm)を使って、衿を抜きやすくしますよ!
使うのはこれ。
すこし小さい長襦袢も抜きやすくなります。
リサイクルで買ったモスリンの長襦袢にこのような処理がしてあって、非常に衿が抜きやすかったので、手持ちの長襦袢にはこの処理してます。
これは、短い三河芯と、おそらくサラシで長さを出してるんですが、最初から長い三河芯を使うと手間が減って簡単です。
さすがに三河芯3枚以上重なっているところを長襦袢に縫い付けるのは硬いので、注意してくださいね。
無理せず、縫いやすい縫い方でしてください。
1度つければ外すことはまぁないので、がんばりどころです。
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これが噂の男襦袢。
伊達締めが広範囲でしっかり三河芯の端をつかんでくれます。動いてもずれないです。
衿が抜けないけれど、衣紋抜きの鋭角のぎゅいーんという抜け方が嫌い!という方にもおすすめです。
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はじめまして、香織と申します。
三河芯使い、拝見しました!
私も衿の付け方について思案して、検索していてこちらにたどり着きました。
最近は、自分で着物や襦袢を仕立てています。
つい昨晩、長いままの三河芯で襦袢の衿を付けたところで、同じ考えの方を見つけて嬉しくなってコメントしました。
大久保信子さんの着付け本をヒントに工夫しました。
三河芯を3枚重ねるのは至難の技ですよね
…1枚でも大変だったのに、すごいですね!
衿の硬さは着る方によって好みが分かれる様ですね。
私は何も知らずに、地衿に三河芯を付けて(半襟ではなく、襦袢本体の衿)半襟をかけ、プラスチックの薄い衿芯を短く切って差し込んでました。
この度調べたところ、地衿に三河芯を使う場合は、差込タイプは不要とのご意見を見かけたので試してみようと思います^ ^
リオさんの衿付け、かなり本格的なお直しですね!
一からお仕立てされてはいかがですか⁉︎
着付けと仕立て、両方やると双方理解が深まり、着物がいっそう楽しくなります!
ブログ、楽しみに読ませていただきます^ ^
コメントありがとうございます!
実は私お裁縫や編み物が苦手で・・まっすぐ縫えないんですw
ミシンも手元になりので、仕立ては無理かなぁ。。いつか自分で染めた布で浴衣を作りたいなぁと思っているのですが、絞ったりするのも面倒で、思っているだけで終わりそうです(;´Д`)
三河芯も、プラ芯を入れたほうが、しゃっきりはするので、入れてますが、入れ忘れることも多いです〜。気合を入れたいときは断然いれますね!
お読みいただきありがとうございます!